気持ちっていうのは消耗品なんだ、って

心のどこかで思ってる。

多分今でも。

 
使えば使うほど薄まっていって、
しまいには完全になくなってしまって。

それも使いすぎに気をつけてゆっくりゆっくり使っていかないと
急に使いすぎるとそれだけ早くなくなっちゃったりして。

長く持たせるためのコツはただひとつ。
出来るだけ使い惜しみして、
じっくりじっくりだましだまし使うしかないって。
そうやって使っても結局いつかは、
それはもう跡形もなく消え去ってしまうんだって。

そんな風に思ってた。
 
 
それは多分、
これまでの自分のしてきたことがその程度のことだったわけで、
僕が本物を知らないということだけなんだろうけど。

それでもそんな消耗品によって何度も何度も失望を繰り返し、
自分だけでなく他人までも少なからず傷つけてしまってきた僕には
やっぱりそれは今でも、どっかに確固とした形を保っている。
もう恐怖心といってもいいほどに。

 
でもやっぱりその一方で今度こそは違う、っていう気持ちもある。
今回だけは今までと違う。

今までの失敗を考えると、それはとてもとても空虚な自信でしかないけど、
それでもそう思う。
妥協とかの一切ない、精一杯の頑張りで挑んできたつもりだから。


そんな自信が確信に変わる時、
自分の中の恐怖感が払拭されていればいい。

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