多摩川に沈む

2003年11月17日
学校が終わった後、多摩川沿いの緑地でフリスビーをした。
木枯らし一番が吹いた今日、あまりうまく出来なかったけど。

その後、二人で夕焼けを眺めた。
真っ黒に染まった遠くの山々の向こう側で、オレンジ色の空はちょっとずつちょっとずつ鈍さをましていく。

そういえばこの夏にも野口五郎の山頂で、太陽が完全に沈みきった段階でみんながテントに帰ってしまった後、
少しずつ空が暗くなっていく様子を二人で残って一緒に眺めてた。

日が落ちたとたんにぐっと冷え込むようになったこの時期にもあの時とと変わらず、
夕焼けそのものより、その残りかすのような残照をもう少しもう少しと惜しむように見つめているその子の姿が素敵だと思った。


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