家族
2001年11月5日仕事から帰ってきた父ちゃん。
『おなかすいた。ご飯よそって。』
寝ようとしてた母ちゃん。
『あのねぇ、子どもじゃないんだから、ご飯よそうくらい自分でやんなさい。』
『だって、疲れて帰ってきたんだよぉ。』
『疲れてるのはあんただけじゃないの。』
そんなわけで、もう何度も繰り返された、同じテーマの論争を今日も繰り広げるうちの両親。
って言っても、黙ってしまった父ちゃんに、母ちゃんが必要以上に話膨らませて、
延々と怒鳴り散らしてるだけなんだけど。
『あんたの中に妻は家にいてご飯の用意する存在だっていう古い発想があるのよ』
『そうやって何も出来ないまま年をとって、みんなに嫌われる老人になればいいのよ』
などと、明らかに、ちょっと飛躍しすぎな母ちゃんの愚痴。
聞いていて、とても疲れる。
家の中に争いがあるのはとてもいやなものだし。
結局、僕が、我慢できなくなってよそってあげることになる。
勉強していた机から立ち上がって。
最近、僕は家族が大好きだ。
一人一人が話しててめちゃくちゃ面白いし。
いつまでも平和な家族でいてほしいと思う。
いつまでも、この面子で仲良くしたいと思う。
だから、家の中に争いがあるのは我慢できない。
それだけに、気を使って、家庭内の雰囲気を和やかに保つ努力をする機会が多くなってる気がする。
父ちゃんが母ちゃんにあまり怒られないように、早めにとうちゃんのダメな所をそっと注意したり、
だーっと一方的に怒鳴り散らすしか能のない、母と妹に対する兄の肩を持ってやったり、
親に自分のことを話すのが嫌いな妹の話を、代わりに聞いてやったり。
自分でも、そんな努力が健気だなとちょっと思う。
でも、そんなのも別にいやじゃない。
とりあえず、家族が平和でいてほしい。
将来、僕たちが独り立ちしても、
たまにみんなで集まって、今みたいに、楽しく過ごしたい。
バカな話をして盛り上がったり、
テレビに対して突っ込みいれたり。
もう何度も繰り返した昔話で、飽きずに大笑いしたり。
別々に暮らしてることなんて忘れるくらい、
いつだって、普通に、あたりまえに接することが出来る関係。
そんな未来があるといい。
そう思う。
『おなかすいた。ご飯よそって。』
寝ようとしてた母ちゃん。
『あのねぇ、子どもじゃないんだから、ご飯よそうくらい自分でやんなさい。』
『だって、疲れて帰ってきたんだよぉ。』
『疲れてるのはあんただけじゃないの。』
そんなわけで、もう何度も繰り返された、同じテーマの論争を今日も繰り広げるうちの両親。
って言っても、黙ってしまった父ちゃんに、母ちゃんが必要以上に話膨らませて、
延々と怒鳴り散らしてるだけなんだけど。
『あんたの中に妻は家にいてご飯の用意する存在だっていう古い発想があるのよ』
『そうやって何も出来ないまま年をとって、みんなに嫌われる老人になればいいのよ』
などと、明らかに、ちょっと飛躍しすぎな母ちゃんの愚痴。
聞いていて、とても疲れる。
家の中に争いがあるのはとてもいやなものだし。
結局、僕が、我慢できなくなってよそってあげることになる。
勉強していた机から立ち上がって。
最近、僕は家族が大好きだ。
一人一人が話しててめちゃくちゃ面白いし。
いつまでも平和な家族でいてほしいと思う。
いつまでも、この面子で仲良くしたいと思う。
だから、家の中に争いがあるのは我慢できない。
それだけに、気を使って、家庭内の雰囲気を和やかに保つ努力をする機会が多くなってる気がする。
父ちゃんが母ちゃんにあまり怒られないように、早めにとうちゃんのダメな所をそっと注意したり、
だーっと一方的に怒鳴り散らすしか能のない、母と妹に対する兄の肩を持ってやったり、
親に自分のことを話すのが嫌いな妹の話を、代わりに聞いてやったり。
自分でも、そんな努力が健気だなとちょっと思う。
でも、そんなのも別にいやじゃない。
とりあえず、家族が平和でいてほしい。
将来、僕たちが独り立ちしても、
たまにみんなで集まって、今みたいに、楽しく過ごしたい。
バカな話をして盛り上がったり、
テレビに対して突っ込みいれたり。
もう何度も繰り返した昔話で、飽きずに大笑いしたり。
別々に暮らしてることなんて忘れるくらい、
いつだって、普通に、あたりまえに接することが出来る関係。
そんな未来があるといい。
そう思う。
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