Ich lerne Deutsch.

2003年6月13日
今日もバイト。

部活や授業の都合で基本的には火曜と木曜にでることになってるんだけど、
バイト始めたばかりなので、はじめのうちは暇なときはできるだけたくさん入るようにして早く仕事覚えるようにといわれている。
今日はワンゲルの山行に行くはずだったのが、雨と上級生の都合の為に来週に延期になり、
急に暇になったので、バイトに入ることに。

高校時代にバイトをやっていなかったので、いわゆる「バイトの常識」みたいなのがいまいちつかめず、
いろいろ迷惑かけてるんだろうな、と思う。
今日も5時から11時まで働いて間に休憩取るのを忘れてしまった。
実は休憩取り忘れたのは今日で2回目。
「休憩」というのがどのタイミングで入ればいいのかがよくわからない。
働いているときはそんなに疲れたとは感じないので、休憩したいと強く思うことがないし。
でもよくわかんないが、僕個人の事情ではなく休憩は取ったほうがいいような気もする。
先輩にはバイト終わったあとに、「『休憩とっていいよ』って言ってあげなくてごめんね」、とかいわれたけど、先輩にいわれないと休憩取れない、っていうのはちょっとかっこわるいんじゃないか、とも思う。

バイトに出るのも今日で、3回目。
けっこう仕事覚えてきたと思うけど、休憩取りだけはいまだちゃんとできない。
うーん、奥が深いぜ、休憩。
って、そんなことで悩むところがバイトになれてなさ丸出しだなって思ったり。


今日のドイツ語の授業ではNHKスペシャル『地球市場・富の攻防』のビデオを見た。
現在、EUの東欧10カ国への拡大の動きを見て、さまざまな産業が人件費の安い東欧に工場の移転を始めている。
それは当然西欧諸国の労働者の仕事を奪うことになり、
手厚い社会福祉の伝統を持ち、労使が対等の立場で労働条件の交渉を行うことが当然のように行われてきた西欧においても、労働者に不利な条件での交渉が強いられ、社会福祉のレベルも下がってしまう結果をもたらし、
また、人件費や土地の価格の安い東欧に工場の移転を決めた企業も、西欧に比べて格段に劣る技術水準に戸惑いを見せている。
とくに本当に『目と鼻の先』という表現が誇張でないほどに近い距離(ポーランドとかスロバキアとか)に、強大な競争相手が「突然に」現れた格好になったドイツでは、
IGメタルという世界最強の労組や、ヨーロッパ中に傘下の企業と工場をもつフォルクスワーゲングループの存在もあいまって、国家政策全体の建て直しも迫られるほどに困惑の度合いを深めている。
という、まさに『いま、ヨーロッパ全体がゆれている』というような状況を、なかなか上手にまとめてあって、すごく楽しかった。
さすがNHKという感じ。
NHKはこういうドキュメント番組を作らせると、本当に上手だと思う。
資金力とかノウハウとか技術力とかの点で、ほかの民放は到底かなわない。
それなのに、無理してやたら中途半端で寒いバラエティとかも作ったりするから、NHKに対して変なイメージができちゃうんだよ、とも思ったりした。

ドイツ語の授業でこういうビデオを見せてくれるところが大学らしくて面白かった。

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