プロ研

2003年6月7日
この土日は大学でKODAIRA祭というイベントが行われる。
この名称は、昔うちの大学が小平のキャンパスで授業をやっていたときからのもので、
授業がすべて国立のキャンパスに移り、祭り自体も国立で行われるようになった今でも、名称だけは変わっていない、というものであるらしい。
そんなわけで、準備日の金曜日、片付けの月曜日とあわせて1、2年生は4日も続けて授業がない。
KODA祭ではクラスごとに模擬店を出すことになっていて、
うちのクラスは手作りクッキーを売るらしいのだが、
僕は大学入学以後その手のクラス行事にはやる気を感じられない人間に成り果ててしまっているので、
作業にもほとんどっていうか、完全にノータッチだったし、
当日もKODA祭には参加しないだろうな、という気がしていた。
事実、周りにはこの「4連休」を利用して千葉県の実家に帰ってしまった友達とかもいたし。

でも、まぁ、なんか、クラスメートの普段一緒にそれ系の行事をサボっていたサボり友達が、
みんなKODA祭にだけは出るとか言い出したし、
先週部の山行に行ったばかりで今週また個人的に山に登る気にもならなかったので、
なんとなく流れで参加することに。
どうせ、自宅からチャリで15分の距離なのだ。

昨日は準備の為に朝の10時から学校に行ってクラスの模擬店の設営を手伝ったりしたのだが、
そういうシチュエーションになると高校時代のようにやけにスイッチが入ってしまって、
本当はやる気ないのに、てきぱきと仕事を見つけて作業をこなしてしまう自分がいてちょっとやだった。

今日も一応行っては見たが、すぐに完成しているクッキーの販売にそんなに人手がいるわけもなく、
案の定その辺をぶらぶらして暇をもてあます羽目になった。
今日、一番楽しかったのはプロレス研究会の興行。
1時からのと3時からのを両方見てしまった。
学生プロレスなのに、なんか見た目すごそうな技とかかけててびっくりした。
ショーとしても落ちがついてるのかついてないのかよくわからなくて、
その微妙なまったり感がやけにおかしかった。
そういえば、KODA祭がまだ本当に僕の地元小平で行われていたころ、
小学生だった僕はKODA祭に遊びに来てこのプロ研の興行を見た気がする。
あのころの僕は、水泳パンツみたいなのとかタイツみたいなのとかを身につけた上半身裸のなまっちろい大学生達が、わざとらしくもみ合って暴力行為を繰り返しているのをみるのがたまらなく不快だった覚えがある。
っていうか、ちょっと気持ち悪かった。
それが今や、リングの前で大笑いしてしまっている僕。
われながら大人になったものだな。

って言う感想は多分間違っているんだろうな、と思いつつ。

 
っていうか、プロ研のレスラー達は何であんなに楽しそうなんだろう。
あんなに大勢に自分の裸体を見られて、あんなに痛そうな技をかけられて、周り中から笑われて。
でも、リングの周りで一番ショーを楽しんでいるのは、お客さんの方ではなくプロ研の部員であるのは顔を見れば一目瞭然なわけで。
なんか、彼らが輝いて見えた。
プロ研楽しそうだな。

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