装備買い

2003年5月18日
ワンゲルの先輩に連れられて、
池袋と水道橋に装備を買いに行った。
登山靴やシュラフなどは高校時代から持っていたので、
今日買ったのはザックや沢登りシューズ・ソックス類、マット、レインウェア、その他小物、など。
ザックはCERROTORREというメーカーの90リットルくらい入るやつ。
肩の高さが調節できるところと、しょった時の背中の感じが一番しっくりくるところから決めた。
それに縦長だけど、そんなに細すぎもしないのでパッキングも楽そう。
それ以外にも細かい部分のデザインにも気を使ってて、高校時代に先生とかのザックを見てて「これはいいな」と思ったものがたいていついてるのがよい。

マットは安い銀マットにしようかとも思ったけど、
僕は山に行って熟睡できたことないし、けっこう寝心地とか気にするたちなので、少し値の張る黒マットにした。
これなら銀マットより厚みがあって寝心地いいし、銀マットほどは滑らない。
ちょっとかさばるんだけど。

とにかく一度にいろんなものが手に入ってしまって、
今、実はかなりうきうき。

ただし、同時にかなりの額の金が目の前から消え去っていった。
きょうだけで6万近くも使ってしまった。
・・・痛い。
しかもパソコン買ったばかりなので普通預金がもう残ってなく、定期預金崩さなきゃっていう勢いで・・・。
それでもシューズやシュラフを持っていた僕はまだ安く済んだほうで、
一緒に行った1年生は11万円とか言われてた。

とにかく山の装備はめちゃくちゃ高い。
カラビナとかなんてただの金属製のわっかなのにどれも1000円くらいするし。
どんな装備にしてもこればこるほど値は上がっていくわけで。
はっきりいって暇な中高年以外に手が出る金額じゃない。
そんなんだから山にいく若者の数が減って、高齢者ばかりになっていくんだ、って思う。
そしてそんなんだから山での事故が増えていくんだ、ってちょっといいすぎだけど。


そうそう、ついでにだけど、NHKスペシャルの「文明への道」を見た。
1年間を通してシリーズでやってくらしくて、今日はその2回目。
これがものすごく面白い。
なんか、もう、「ロマンだ」って思う。
前回の1回目はアレクサンドロスの人間性にばっかり焦点が当たってて、一番のテーマであるギリシャとペルシャの文化交流についていまいち説得力を持って伝えきれてない気がしたんだけど、
まぁそれはテーマ的に難しかったんだろうけど、
今回はアフガニスタンの地に建設されたギリシャ人都市をテーマに、客観的な立場からテーマを整理して上手に伝えてた。
CGとかの特殊技術も効果的だったし。
僕はもう、見てる途中、うなるか感心するか驚くかしてばっかだった気がする。
世界史がひたすら熱い。

そして次回は仏教の中央アジアへの伝来とクシャン人の果たした役割みたいなテーマらしい。
あの「カニシカ王」である。
これはもうみるっきゃない。

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