休日の朝。
2001年7月8日今朝、起きたら家の中が妙に騒がしい。
母と父は出かけてて、家には兄と妹しかいなかったのだが、
何事かと聞いてみると、
祖父母(母方)が今日の午前中にくるという。
『!!』
なにぃー!
そっ、そうか。
しばらくこないんで油断してたが…。
うちの祖父母はしっかりしてるのが好きな人。
って、年配の人なら、っていうか普通の感覚を持ちえている人なら、
大半が、そうだけど。
だから、当然、キレイ好き。
でもって、うちの家族は、当然のことながら、
みんな、性格が適当。
とりあえず、家の美化という点で、
本当の意味で真面目に考えている奴は一人もいない。
まぁ、普段家に人を迎えることなんて、
めったに、っていうかほとんどないんで、
それでもいいかなって、半分あきらめてる。
だから、家の中はキレイ好きの祖父母を満足させられるほど、
きれいな状態には、日常的にない。
そんな状態で祖父母が家にやってきたら、
ごちゃごちゃと小言を言い出すに決まってるのだ。
だから、じいちゃんばあちゃんが家にくるって言うことは、
朝から、皆で家庭内美化に努めなくてはならない、ということを
意味するわけで…。
仕方なく、皆で手分けして、家のお掃除。
しかも、母ちゃんが出かける際に洗濯物を干していかなかったことに、
兄が気付いたりするもんだから、僕が干す羽目になるし。
しかも、いつもの事ながら、めんどくさがりの妹が
だらだらし始めるし。
せっかくの休日なのに、朝から、大騒ぎだ。
で、まぁ、これならいいかなって具合に家の中がきれいになって、
『はぁ〜』
とくつろいでるところに、
じいちゃんばあちゃんがやってきた。
僕たちは、『さぁ、俺たち兄弟の努力の結晶をとくと御覧あれ』とかって、
思って、出迎えたさ。
…ところが、ばあちゃん、
玄関までしか上がらないし。
今日は手作り梅ジュースなどを届けるだけで、
特に用はなかったらしい。
中野区で明日、IT講習会を受けるとやらで、
今日は、その前の基礎知識を勉強する予定があるらしい。
あぁ、そうかい。
ITかい。
そりゃ、けっこうなことで。
しかも、両親がいないって事で、
『どうせあんた達だけじゃ、家の中は汚いんでしょ』
とかって、気を使ってる様子が見え見えだし。
普段なら、間違いなく我が物顔で家に入り込むおじいちゃんも
なぜか、今日は何も言わない。
車の中で、おばあちゃんに
『どうせ、家の中は汚いだろうから、今日は玄関までにしましょうね。』とかって
言われてきたのは明らかだ。
『いや、今日は違うんだ。ちゃんと、きれいになってるんだよぉ。』
『そりゃ昔は母ちゃんいないと、掃除できなかったけどさぁ。』
『もう、兄弟皆大きくなったんだから、家をキレイにするぐらいできるよ。』
『その辺の成長の跡を見てってくれよぉぉぉ。』
そんな思いが兄弟3人の脳裏を駆け巡った。
でも、祖父母は無情にも我が家を去っていく。
『ふっ、俺たちの努力はなんだったんだ!?』
『でも、家の中はきれいになったさ…。』
『そ、そうだよね。お兄ちゃん。』
『そうさ…。』
そんなわけで、せっかくの日曜日。
ゆっくりできるはずが、朝から、無駄に大騒ぎしてしまいましたとさ。
母と父は出かけてて、家には兄と妹しかいなかったのだが、
何事かと聞いてみると、
祖父母(母方)が今日の午前中にくるという。
『!!』
なにぃー!
そっ、そうか。
しばらくこないんで油断してたが…。
うちの祖父母はしっかりしてるのが好きな人。
って、年配の人なら、っていうか普通の感覚を持ちえている人なら、
大半が、そうだけど。
だから、当然、キレイ好き。
でもって、うちの家族は、当然のことながら、
みんな、性格が適当。
とりあえず、家の美化という点で、
本当の意味で真面目に考えている奴は一人もいない。
まぁ、普段家に人を迎えることなんて、
めったに、っていうかほとんどないんで、
それでもいいかなって、半分あきらめてる。
だから、家の中はキレイ好きの祖父母を満足させられるほど、
きれいな状態には、日常的にない。
そんな状態で祖父母が家にやってきたら、
ごちゃごちゃと小言を言い出すに決まってるのだ。
だから、じいちゃんばあちゃんが家にくるって言うことは、
朝から、皆で家庭内美化に努めなくてはならない、ということを
意味するわけで…。
仕方なく、皆で手分けして、家のお掃除。
しかも、母ちゃんが出かける際に洗濯物を干していかなかったことに、
兄が気付いたりするもんだから、僕が干す羽目になるし。
しかも、いつもの事ながら、めんどくさがりの妹が
だらだらし始めるし。
せっかくの休日なのに、朝から、大騒ぎだ。
で、まぁ、これならいいかなって具合に家の中がきれいになって、
『はぁ〜』
とくつろいでるところに、
じいちゃんばあちゃんがやってきた。
僕たちは、『さぁ、俺たち兄弟の努力の結晶をとくと御覧あれ』とかって、
思って、出迎えたさ。
…ところが、ばあちゃん、
玄関までしか上がらないし。
今日は手作り梅ジュースなどを届けるだけで、
特に用はなかったらしい。
中野区で明日、IT講習会を受けるとやらで、
今日は、その前の基礎知識を勉強する予定があるらしい。
あぁ、そうかい。
ITかい。
そりゃ、けっこうなことで。
しかも、両親がいないって事で、
『どうせあんた達だけじゃ、家の中は汚いんでしょ』
とかって、気を使ってる様子が見え見えだし。
普段なら、間違いなく我が物顔で家に入り込むおじいちゃんも
なぜか、今日は何も言わない。
車の中で、おばあちゃんに
『どうせ、家の中は汚いだろうから、今日は玄関までにしましょうね。』とかって
言われてきたのは明らかだ。
『いや、今日は違うんだ。ちゃんと、きれいになってるんだよぉ。』
『そりゃ昔は母ちゃんいないと、掃除できなかったけどさぁ。』
『もう、兄弟皆大きくなったんだから、家をキレイにするぐらいできるよ。』
『その辺の成長の跡を見てってくれよぉぉぉ。』
そんな思いが兄弟3人の脳裏を駆け巡った。
でも、祖父母は無情にも我が家を去っていく。
『ふっ、俺たちの努力はなんだったんだ!?』
『でも、家の中はきれいになったさ…。』
『そ、そうだよね。お兄ちゃん。』
『そうさ…。』
そんなわけで、せっかくの日曜日。
ゆっくりできるはずが、朝から、無駄に大騒ぎしてしまいましたとさ。
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