愁いを帯びたその目元に、僕は…

妹が期末テスト中だ。僕はまだだけど。

美術のテスト勉強なんてのをしてるので、ふいと図表みたいのを覗き込んでて思ったこと。

「仏像は貴乃花似が多い！！」

目元の辺りを良く見てると、どう見ても貴乃花に見えてしまうような、
仏像が多い。
特に興福寺（字？）かなんかの、阿修羅像がすごいそっくり。
うーん、びっくりだ。
さすが、貴乃花。やることが違う。
どうでもいー。


貴乃花。

昔はすごい嫌いだったけど、最近ちょっとずつ好きになってきた力士だ。
先場所の優勝辺りから気に入りだしてる。

確かに彼の、人間性や私生活、鷹揚な態度、表現力のなさ、面白みに欠ける発言など、
突っ込もうと思えば、突っ込みたい場所はたくさんある。
むかしから、貴乃花突込みは良くやってるので、
時間さえもらえれば、かなり持たせられる自信はある。

でも先場所の貴乃花を見ていて、思ったのは、
彼にはそれだけの欠点があるけれど、
横綱として文句なく、今一番強いだけでなく、
誰にも負けない相撲に対する姿勢っていうか、プライドみたいなものを
持っているんだなって言うこと。

13日目まで、あれだけ信じられない強さを見せていたのに、あの怪我。
それでも最後まで優勝を目指し、かっこ悪くあがく。
強さだけでなく、人間的完成まで求められる相撲界において、
怪我を押しての出場が後々物議をかもすことは明らかだ。
対戦相手の心情に及ぼす影響も、考えただろう。
それでも貴乃花は優勝を目指していた。
見てて、こいつは横綱として、相撲では誰にも負けたくないんだ、って思った。
どんな状況においても、相撲において負けることはプライドが許さないんだ、と。

そんなところがかっこいい。
昔はあれだけ嫌っていた貴乃花も、
「うーん、最近ちょっといいぞ。」って思えるようになってきた。

だから、先場所のヒーローは間違いなく、貴乃花だった。
なのに、あの小泉さんの目立ちっぷりはなんだ。
何で優勝杯渡しにきて、優勝者より大きな拍手をもらってるんだ。
そして、調子に乗ったあの発言。
相撲をなめてるとしか思えない。
そういうわけで、貴乃花の高感度アップとともに、
小泉さんはちょっと嫌いになった。

共産党人気と民主党人気は反比例しているらしい。
自分的には小泉さん人気と貴乃花人気が反比例だ。
はい、どうでもいー。

そんなわけで、実はぼく、なにを隠そう、大相撲好きです。
H.N.も何気に大相撲がらみ。

え？だって、

式守　…

漢字にすると「伊之助」

わかんなければ、それでいいけど…。

今、思った。
漢字にした方がかっこいい。
…。